開発経緯

開発コンセプト
景観、環境への配慮
当施設は歴史ある表参道の景観と環境との調和を第一に考え、設計に建築家の安藤忠雄氏を起用しました。地下空間を最大限効果的に活用することで建物本体の高さをケヤキ並木と同程度に抑えるとともに、積極的に屋上緑化を実施。2007年4月には北側の壁面緑化を行い、四季折々に彩を添える7種類の植栽を植え、ケヤキ並木と融合する緑豊かな景観を生みだしました。また、人々の記憶に刻まれた景色を次の世代に継承したいという思いから、旧同潤会青山アパートを“同潤館”として再生、さらに雨水を利用した“疎水”などによる新たな環境配慮など、街の歴史や文化を大切に育みながら、いつまでも多くの人々に親しんでいただけるよう、様々な工夫を施しています。
地域への貢献
地下4階~地下6階の駐車場(全196台、その他住宅用20台)や、表通りから施設北側に抜ける歩行者用貫通通路の設置により地域の利便性に寄与するとともに、防災用井戸の設置などにより防災拠点としても機能します。
住宅
建物上層部に配置された住宅は総戸数38戸、住戸プランは1LDKを中心に全戸南向きで、窓からはケヤキ並木を臨むことができます。
事業経緯
1927年 | 同潤会青山アパート完成 |
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1968年頃 | 同潤会青山アパート建替への取組み開始 |
1995年 | 阪神淡路大震災を契機に建替機運高まる |
1998年 | 設計を安藤忠雄氏に依頼、東京都より底地払い下げ実施 |
2001年4月 | 神宮前四丁目地区市街地再開発準備組合設立 |
2002年3月 | 神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業に関する都市計画決定 |
2002年10月 | 神宮前四丁目地区市街地再開発組合設立 |
2003年3月 | 神宮前四丁目地区第一種市街地再開発事業に関する権利変換計画認可 |
2003年8月 | 建物工事着工 |
2006年1月 | 建物竣工 |
2006年2月 | 表参道ヒルズグランドオープン |
建物概要
所在地 | 東京都渋谷区神宮前4-12-10 |
---|---|
区域面積 | 約1.2ha |
敷地面積 | 6,051.36m² |
建築面積 | 5,030.76m² |
延床面積 | 34,061.72m²(駐車場含む) |
階数 | 地上6階、地下6階 |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造、及び鉄骨造 |
最高高さ | 23.3m |
最高深さ | 31.4m |
用途 | 店舗、共同住宅、駐車場、公衆便所 |
店舗 | 24,666.46m²(地下3階~地上3階) |
住宅 | 3,262.14m²(38戸/西棟 地上3~4階、東棟 地上4~6階) |
駐車場 | 店舗用196台(客用182台、荷搬用10台、管理用4台)、住宅用20台 |
駐輪場 | 店舗用74台、住宅用38台 |
事業手法 | 都市再開発法に基づく第一種市街地再開発事業(組合施行) |
竣工 | 2006年1月 |
設計者 | 安藤忠雄建築研究所・森ビル設計共同企業体 |
施工 | 株式会社大林組・株式会社関電工・高砂熱学工業株式会社・三建設備工業株式会社 |
事業主 | 神宮前四丁目地区市街地再開発組合 |
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YOICHIRO ANDO 個展「Empathy」開催
このたび、AND COLLECTION Contemporary ArtではYOICHIRO ANDOの個展「Empathy」を開催いたします。 YOICHIRO ANDOは多々自身に問う。 人とコミュニケーションを取る際、SNSやWEBサイトから情報を得る際、表面的な視覚に心を奪われ、物事の本質まで辿り着けているだろうか。テクノロジーの発達により私たちの日常は利便性を増した反面、可視化された情報が強く入ってくる時代となった。直接的に対面をせずとも物事を完結させてしまうデジタル社会が根付いた現代は、人間の本能的な感情を理解するための「共感力」の貧しさを感じさせられる。YOICHIRO ANDOの作品の多くは感情表現を司る目が隠されている。重要な情報源である箇所を断つことで、目に映るものが必ずしも真実とは限らないこと、そして日常に潜む先入観に捉われずありのままの本質に焦点を当てることの意義を表現している。 自身とは異なる価値観や考え方を持つ人を自己に投影し、相手が何を考え、どんな感情を描いているかを心の目で推測し共感することの肝要さを作品に昇華している。不明瞭な時代であるからこそ、自身の雅量を豊かに広げ、人智を超えた本質的な価値に触れることで揺らぎ捉われることない気丈な心を持てるのではないだろうか。多様な心の在り方を知り、その本質の美しさや尊さを感じることができた時、心の深みを通じて新たな自分に出会うことができるだろう。 是非、この機会にYOICHIRO ANDOのアートの世界観をお楽しみください。 【YOICHIRO ANDO x CVSTOSコラボレーションイベント】 本展ではスイスの高級機械式時計メーカーである「CVSTOS(クストス)」×YOICHIRO ANDOのコラボレーションアート作品と2023年に新たに発表された新作モデルを含む3点を展示いたします。ラテン語で「守護神」を意味するCVSTOSはスイスの時計製造における伝統の真髄を守りながら新しい風を吹き込む新進気鋭の時計メーカーです。プロダクトコンセプトからインスピレーションを受け、CVSTOS独自の哲学であるハイテク、スポーティー、エレガンスという重要な価値観をYOICHIRO ANDOならではの視点で解釈し繊細かつ優れた描写力で表現しています。 是非、この機会にYOICHIRO ANDOとCVSTOSの創造性が共鳴したコラボレーションをお楽しみください。 YOICHIRO ANDO 1997年よりイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活動を始める。 2000年以降、"YOICHIRO"としてファッションや音楽とリンクさせたライブペインティングや企業とのグッズデザインに参画し、活動の幅を広げた。 その豊富な経験値と力強く独創的なデザイン力から高い評価を得て、LOUIS VUITTONやCOACHをはじめとするファッションブランドや、HYDE、GLAY HISASHI、LiSA、EXILEなどのアーティストとのライブペインティングやグッズデザインを担う。また、サマーソニックにてミューラルを通年に渡り制作するなど、数多くを手がけている。最近では、若者を中心に絶大な人気を誇る東京リベンジャーズのグラフィティデザインを務めるなど、様々なフィールドで実力を発揮している。 ※個展・イベントの詳細は下記Viewing Roomよりご確認ください。 Viewing Room ■YOICHIRO ANDO Solo Exhibition "Empathy" - 詳細 会場:AND COLLECTION Contemporary Art (表参道ヒルズB2F) 会期:2023年12月8日(金)~26日(火)※最終日は20:00閉場 レセプション:2023年12月8日(金)18:00~20:00(招待状不要)
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圧巻のカラーダイヤモンドが集まる「THE COLORS」
多彩な輝きを目の前で。 この機会だけのカラーダイヤモンド カラーダイヤモンド・ラバーのあなたへ ビズーが長年かけて揃えた希少なラインナップを お披露目するときがやってきました。 集まるカラーダイヤモンドの種類は ピンク、ブルー、グリーン、イエロー・・ その多彩な色合いはもちろんのこと サイズやシェイプまでが豊富に揃う、またとない機会。 極上の煌めく色彩を どうぞ目の前でご堪能ください。